１９話 ページ22
スーパーに着き
頼まれたカレールーを探す
A ｢うーんと…あ、あった！｣
1番上にいつも使ってる
カレールーがあった
てかラスト１個じゃん！
良かった〜ラッキーラッキー
てかまってこれ届くかな？
A ｢く、届かない…｣
背伸びして精一杯
腕を伸ばしてるが
触れる事もできない
？？ ｢ほっ…｣
A ｢あ… ……｣
そうやってモタモタしていると
私の背後から
お目当てのカレールーを
誰かに取られてしまった
私の身長が高ければ…
？？ ｢あの、これ取ろうとしてましたよね？｣
A ｢え？｣
そう言いながら
私にカレールーを
差し出してくれた
透き通るような透明の瞳
綺麗なミルクティ色の髪の毛
そしてなにより顔が強い
かっこいいってより
美しいって感じがあうなこの人
？？ ｢違いましたか？｣
A ｢あ、いえ！あってます！｣
そう言い私は
カレールーを受け取る
わざわざ取ってくれたのか
優しすぎる…
心も顔も綺麗すぎるな
？？ ｢今晩はカレーですか？｣
A ｢あ、はい！そうなんです！｣
？？ ｢そうですか、いいですね｣
ふふっと頬を染めて笑ってる
ほわほわするなこの人
周りに蝶々が見えそう
？？ ｢では、私はこれで失礼します｣
A ｢はい！ありがとうございます！｣
ぁ、名前聞くの忘れてた
名前だけ聞きたかったな
優しくってほわほわする人
A (また会えるといいな……)
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作者名：ミルク | 作成日時：2024年2月29日 21時
