３１話 ページ33
トン 「ちょ、大先生！今面談中やねん！」
A 「あ、入学式の時の人！」
部屋に入って来たのは
入学式の時に出会った
右目を前髪で隠している
大先生さんだった
トン「大先生 今は生徒面談中や、書類は後にしてくれんか？」
うつ「生徒面談？トントンそんなんやっとっt トン「うわあああ！黙れうつ！」
トントンさん何でそんな
焦ってるんだろ？
大先生さんも何か言いかけてたし
トントンさんと大先生さんが
2人でなにか話してる
けど全く聞こえない
うつ 「この前会った時は自己紹介してなかったな、どうも僕です！鬱で〜す、大先生とでも呼んでや」
私の目の前に行き
キメ顔でそう言う
大先生さん
この人自分がイケメンって
自覚してるな
本当にイケメンだし…
A 「はじめまして、神宮寺Aです！よろしくお願いします！大先生さん！」
うつ 「さん付けいらんよ、普通に大先生でええよ」
A 「なら大先生で！」
凄いフレンドリーだな
いい人そうだし
トン 「ほら大先生、はよ出ていけまだ終わってないねん」
うつ 「でももうすぐHRやで？流石に行かせな？」
トン 「…ああ、そうやな」
"時間とってごめんな"
と言い出口へ案内してくれた
なんか申し訳ないな…
私が始めらへんひよって
ばっかりで…
私になにかできる事…
そうだ！
A 「トントンさん！昼休み、一緒にお弁当食べませんか？」
トン 「え？」
A 「(面接の続き的な感じで)時間もたくさんあるのでたくさんお話出来ると思うんです！」
トン 「ん〜、それもそうやな…放課後は生徒会の仕事あるし」
A 「決まりですね！」
この後トントンさんと
校庭でお昼ご飯を食べる
約束をした
その時に誰かの視線を感じたが
気のせいだろう
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作者名：ミルク | 作成日時：2024年2月29日 21時
