３８話 ページ41
〈A視点〉
A 「ここが校庭か」
迷子になりかけながらも
トントンさんと
待ち合わせした
校庭に辿り着いた
トントンさんの姿は
まだないから
座ってまってる事にした
A 「今日一日中、チーノくんの事で頭がいっぱいだ…」
あれ以来ずっと
頭から離れない
ショッピくんにも
迷惑かけちゃったし
気をつけなきゃ！！
そんな事を
考えてたら
誰かに
横腹を突かれた
トントンさんかな？
と思い振り返ると
？？ 「ﾌﾞﾙﾙ…」
A 「んええ！！う、馬？！」
そこには小さな馬がいた
まだ子供かな？
可愛い…
？？ 「外道丸〜見つけた！」
A 「外道丸？」
駆け寄って来たのは
×のマスクをつけて
海軍の帽子を被った
男性だった
？？ 「ごめんね、俺の外道丸が…」
A 「い、いえ！なにもそれてないので大丈夫です！！」
この馬の名前
外道丸って言うんだ
可愛い名前！！
てかめっちゃ私に
懐いてくれてるんだけど！！
A 「ふふ、可愛いですね！」
？？ 「でしょ〜！この子人見知りなのに、こんなに懐くの珍しいよ！」
A 「そうなんですか！？」
めっちゃ人懐っこい
のかと思った
今も私に擦り寄って
くれてるし…
？？ 「君は優しいんだね」
A 「え？急にどうしたんですか？」
？？ 「ううん！何でもない！そろそろ行くよ外道丸！」
外道丸 「ﾋﾋｰﾝ！！」
外道丸は男性の方に
駆け寄った
可愛かったし、また
会いたいな…
ひと 「俺は、ひとらんらん！この先の馬小屋にいるから、またいつでも会いに来てね！」
遠くから
そうさけんでくれた
ひとらんらんさんか…
また放課後とかに
会いに行ってみようかな！
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作者名：ミルク | 作成日時：2024年2月29日 21時
