４９話 ページ9
高校生…かな？
金髪の髪の毛…
？？ ｢… ｸﾞｽｯ……｣
な、泣いてる！！！
こんな姿見たら
ほっとけないよね？！
私は公園の中に入り
男の人に傘を差し出す
A ｢あの、大丈夫ですか？｣
？？ ｢へ？｣
A ｢あ！！狂犬チワワ！！｣
公園にいたのは
コネシマさん
別名狂犬チワワだった
でも今回はなんだか
弱々しい
コネ ｢あん時のチビ…なんの用やねん…｣
A ｢いや、泣いてたので｣
コネ ｢泣いてへん｣
A ｢……泣いてましたよね？｣
コネ ｢泣いてへんわ、｣
いつもなら煩く吠えてるのに…
これ絶対なんかあったな
コネ ｢てか余計なお世話やねん！｣
そう言いながら
私の差し出した傘を
グッと押し戻された
A ｢震えてますやん、風邪引きますよ？｣
コネ ｢俺はそんなもんにならんわ｣
いや子供か
そうやって強がってるけど
涙止まってないよ？
A ｢なんでこんな所に？｣
コネ ｢お前には関係無いやろ｣
A ｢家族と何かありました？｣
コネ ｢…… …｣
え？図星やん
私も中学時代の反抗期
親と喧嘩してよくここに
来てたから
まさかなって思ってたけど
A ｢家来ます？｣
コネ ｢は？｣
A ｢その、このままじゃ本当に風邪引きますし…｣
私はそっとまた傘を
差し伸べ
頭を少し撫でながら問う
A (髪の毛もベタベタやん…)
コネ ｢…行かん｣
A ｢ダメです来てください｣
コネ ｢お前の家なんか絶対行かn A ｢いいから来い言ってんねん！！！心配やろ！！｣
コネシマさんは私に怒鳴られ
ビクッとしていた
普段なら言い返されるだろう
でも今のコネシマさんには
そんな体力も無さそうだ
A ｢お風呂沸かしますから、それで上がったら一緒に暖かいご飯食べましょ？｣
私はさっきとは別に
優しい声でコネシマさんに言う
コネシマさんは遂に
折れてくれたのか
ｺｸｯと頷き
1つの傘に一緒に入り
私の家に向かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 647人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミルク(プロフ) - シュークリームさん» ありがとうございます😵💫😵💫 (4月14日 23時) (
レス) id: 8ae1e13c58 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - わああああめっちゃ好き……！！これからも頑張ってください！ずっと応援してますー！！ (4月14日 20時) (レス) @page18 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 柊真白さん» 嬉しいです😵💫💗これからも頑張ります！ (4月13日 2時) (レス) id: 8ae1e13c58 (このIDを非表示/違反報告)
柊真白(プロフ) - めっちゃ好きです!!!!自分のペースで更新頑張ってください〜!! (4月12日 18時) (レス) @page18 id: 189c6ed71f (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - レーニャンさん» ありがとうございます😭これからも頑張ります！！ (4月11日 23時) (レス) id: 8ae1e13c58 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミルク | 作成日時：2024年3月27日 1時
