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118話 ページ18

os「…」

お菓子や紅茶は無毒、何より
監視カメラがない

あるのは窓だけ。

俺が死ぬ選択をしないのは
わかっている上での行為や
いつまでも追ってくる汚い手に
腹が立つ

os「A、とりあえず」
「無線でゾムを呼びました。」
「来てくれると思います。…敵がいなければ数分で」
os「ま、のんびり待ちましょうか」



───

os「…」

椅子に座り、無毒の紅茶を嗜み
外面だけだとお茶会さながら。
お菓子やって普通に美味しい。

教祖のご子孫に気に入られたい本性が
まるだしのシュトーレン

Aにも1度声をかけたが
いらない。と即座に切られてしまった。

os「…この光景は、夢で見た?」
「…いえ。見てません」
os「そう」
os「なんか収穫はある?」
「ありません。処刑される所しか最近はみないので」
os「そう」

os「…」





os「…Aさ、俺の事嫌いやろ」
「…」

オスマンさんのセリフに、心臓が一瞬止まった
そこまで把握してるのになぜあんな
馴れ馴れしい態度を取るのか。

隅で窓の奥を眺める私を
俯瞰する彼を軽く睨んだが、その
挑発も意味がなさそう

os「ええよ、今くらい本音で語り合おうや」
「もしかしたらカメラos「ないよ」
os「ここには、あらへん」


os「んで、質問には答えてくれへんの?」
「…答えなど、分かりきっているでしょう」

os「…」
また窓を眺め始めたA。
俺が嫌いということを察しろ、と言いたいのか



os「…俺は、君のこと好きやけどな」
「…何をご冗談を」
os「は?」
「…何ですか」

os「…」

壁に腰掛けたいたAに
近づき困惑した手を無理やり掴む。

なんで、

os「…俺、ほんまお前のこと好きなんやけど」
「だから、何を、ご冗談を、」
「いッ…」

os「ほんまなんやけど」

Aの細い手首はあと少し力をいれた
ら折れてしまう気がした。嫌がる顔で
離して、と訴える彼女に俺がどれだけ
好きなのかをあるだけの語彙を使って
伝えた

os「…」

赤くなるどころか、本気で
戸惑いを露わにするA
…伝わって、くれへんの?



os「アンタのことが心配やから、ずっと気にしてたし今やって俺のそばに居させてるんやけど」
os「なんで気づいてくれへんの?」

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あちき(プロフ) - 黒根希空さん» ありがとうございます! (4月28日 22時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
黒根希空(プロフ) - 完結おめでとうございます!!楽しく読ませていただきました! (4月28日 20時) (レス) @page50 id: e7069f831d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 久しぶりに読み返しましたが、一回目の人生でtnとzmがやられた時に夢主は2人の近くにいたからスパイだと疑われたんでしょうねー… (4月28日 12時) (レス) @page9 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - ちがかった ショッピくんやったわ (4月10日 22時) (レス) @page38 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - スパイさ、、だいせんせーとえみさんちゃう? (4月10日 21時) (レス) @page11 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2024年3月22日 15時

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