123話 ページ23
数時間後
kn「…」
前方のショッピと力を合わせて、
C国のゴミ共を駆逐していく。
ロボロの作戦通りこっちは
民兵が多いから、敵にもならん
このまま打開して、さっさと…
ゴフッ
kn「?!…」
突然腹部が吹き飛ばされるような
衝撃が走った。思わず嗚咽をもらし
その場で蹲る
何が、おきた…、？
kn「…やっぱ、お前やったん、か……」
kn「ごほｯ…ごほｯ…前方に配置してやったのに」
kn「隙つきやがって」
？「…あんたは、マルチタスクが出来ないんすよ」
？「考え出したら止まりますもんね」
kn「…」
我々国の照準が俺を睨む。
黒光りの筒が、弾が、兵器が
虎のように静かに構えている
？「今まであざっした」
syp「クソ先輩」
───
後方テント・監視室
rbr「そっちは、任せた」
rbr「おん、大丈夫や」
rbr「わかった」
rbr「…」
無数の報告をすべてひとりで捌くのは
はっきり言って俺の実力では不可能や
でも、せなあかん
俺が、ひとりでしないとあかんねん
rbr「お前が、一応元スパイやから手を借りることが出来ひんねんなぁ」
ut「……俺は、もうスパイあらへんわ」
ut「…俺を、《囮だった》俺を、守ってくれた人おんねん」
ut「それにc国に戻っても、捨て駒が帰ってきたって言われるだけ」
rbr「…」
rbr「なら、お前らの全部を話せ」
rbr「そしたら信じたる」
ut「そんなんでええんか」
ut「…」
鬱は、口を開け一つ一つを思い返す
口振りで話をした。報告をレスポンス
しながら聞いていく。2人きりでよかったな
と心の底から思った
ut「
…c国はエーミール…いや、Aが入る前より前から戦争をする気やった
やけど、うちらって強いやん？やから
事前に情報を集めようってなって
《C国幹部だったショッピ》が選ばれた
んで俺はな、囮…
俺がわざとらしいスパイのフリをすることで
ショッピが目立たず我々幹部になるっていうな？
他にもショッピの盾になったり、ま、
ショッピサマの護衛って訳よ
…んでも、グルちゃんは俺を人目見て
幹部にした。ショッピよりも先に
…最初の頃は、俺がやるんや！って
情報を集めようとしたけどやっぱ無理やったわ
ロボロは信用せんし、他の奴らも見えない壁
ばっか
そして、ショッピが幹部になった
俺の仕事は正直終わりと思った
けど、
死にたくなかったねん
」
rbr「…」
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あちき(プロフ) - 黒根希空さん» ありがとうございます！ (4月28日 22時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
黒根希空(プロフ) - 完結おめでとうございます！！楽しく読ませていただきました！ (4月28日 20時) (レス) @page50 id: e7069f831d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 久しぶりに読み返しましたが、一回目の人生でtnとzmがやられた時に夢主は2人の近くにいたからスパイだと疑われたんでしょうねｰ… (4月28日 12時) (レス) @page9 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - ちがかった ショッピくんやったわ (4月10日 22時) (レス) @page38 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - スパイさ、、だいせんせーとえみさんちゃう？ (4月10日 21時) (レス) @page11 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年3月22日 15時
