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126話※ ページ26

激戦地区

zm「こ、子供?、おい、お前大丈夫か!」
?「う、うぅ…」
zm「ちょっと待ってろ!」

子供が、母親の遺影を抱いた子供が
片足を挟まれ動けなくなっていた。
岩のように太い柱が爆撃によって
突き刺さってしまったのだろう

まだ時間はある、まだ光はある

子供につきささる柱を触れたが
ビクともせんかった。銃弾を打ち込んでも
何をしても拉致があかへん

爆発なんて、無理やし
ど、どなんしたら

「ゾム……」

zm「A!こっちきてや、」

「…」

夢と同じ光景。一回目と同じ光景だ
あぁ、こういうのって変わらないんだ

心臓が無くなったように自分から
熱が無くなったいくのを感じた。
スパークした頭の代わりに、体が
柱を押すが何も変わらない

どう、したら

「…」

zm「ッ、来やがった」
「!」

奥にc国のエンブレムが見える。
あ、夢と同じだ。

こっちに来るんだ

呼吸音が乱れていく、目の前が
真っ黒、真っ白、真っ赤になって
何も見えない。耳からツーンと
イヤな音が響きまわる

ど、うしたら、いいの、?

zm「…、!A!」
「ひゅッ……な、に」
zm「…俺は、Aの選択を絶対否定せん」
zm「…その上で、教えてや」

zm「体を、動かせてや」

「…」

助けない。という選択肢はまだ残っている
この子を死んだ体と断定して放置するのも

その時、子供が持ってる遺影が落ちた
母親の写真。命に必要ないのに
子供は必死に取ろうと腕を伸ばす
自分の命を守るべきなのに、死んだ親を
いつまでも慕っている

「…ゾム」
「逃げて」

zm「え、」

「この柱を爆発する。子供は私が覆って守る」
「だから貴方は逃げて」

zm「ちょ、まてや、そしたらAが」

「…約束守って、って言ったでしょ?」

「はやく!」

zm「A!、ッ、絶対後で合流やからな!」

「…」



小規模の爆弾を柱の根元で発火させたら
運良く行けるかもしれない。私の命はもういい

この子を、助けられるなら

?「お、ねぇさん…?」
「…大丈夫だよ、私が守る」
「…お母さんのことは、好きかい?」

爆弾が設置し終わった。母親のつもりで
母親にしてほしかったことを子供にする

頭、撫でて欲しかったな

?「うん、大好きだよ。ままが生きて欲しいって言ったから僕は生きなきゃ行けないんだ」

子供に多い被る。もうそろそろ爆発する
よかった、これでいいんだ


父上、今行きます

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あちき(プロフ) - 黒根希空さん» ありがとうございます! (4月28日 22時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
黒根希空(プロフ) - 完結おめでとうございます!!楽しく読ませていただきました! (4月28日 20時) (レス) @page50 id: e7069f831d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 久しぶりに読み返しましたが、一回目の人生でtnとzmがやられた時に夢主は2人の近くにいたからスパイだと疑われたんでしょうねー… (4月28日 12時) (レス) @page9 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - ちがかった ショッピくんやったわ (4月10日 22時) (レス) @page38 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - スパイさ、、だいせんせーとえみさんちゃう? (4月10日 21時) (レス) @page11 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2024年3月22日 15時

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