129話《勾留》 ページ29
激戦地区
？「おい、どうすんだよ」
？「と、とりあえず回収するだろ…」
言葉が、中々見つからなかった。
敵、しかも幹部を見つけたから
追っかけてきたらまさかの自
爆。少年は吹っ飛んで行ったし、
幹部のA。は……
？「で、でも。…ショッピ様は回収すんなって言ってたよね？」
？「いや、幹部を捕まえたら俺ら昇格間違いなしだぞ？」
？「もしかしたら、幹部になれるかもしれない」
？「…」
案外軽い体を2人がかりで
持ち上げ他の兵に取られない内に
基地にもっていく。死んでも生きてても
収穫になる
zm「A！おい！A！ｯ」
コネシマを救護班に運ぶのを
手伝ったあと急いだが…既にいなかった
吹き飛ばされたらしい歳ほどの少年が
手をあげて、俺を必死に呼んでいた
zm「Aは？」
？「…お、ねぇ…ちゃんは…」
少年は頭を横振り息のような声で
わからない。
zm「…くそｯ…」
？「で、も…知らない男の人の声は聞こえてた」
zm「声？なんて言ってた」
？「わかんないよ、…なんかカイシュウ、？」
zm「ｯ！」
まだ大丈夫。まだ間に合う。
まだAを、
ぐぃ
zm「あ"？」
？「ご、ごめんなさい…足が、…その…」
zm「…」
片足が、潰れていた。歳の割に
現実を理解すんのが早い少年は、
自分を安置まで連れて行って欲しいと
懇願した
Aが助けたこいつを、俺が
見捨てるなんて出来やしないやん
zm「くそｯ…」
A…待ってろ。すぐ助けるからな
───
？？
昔の夢を見た。母うえと話をしていた夢
冷たくなかった。
「…ｯ!…」
絶望的な冷風に目が開く。
さっきまで浸水していた様な
荒い呼吸音は…私の？
胸に手をやればしっかり心臓が
動いていた。触っても実態がある
体を見れば酷い火傷や怪我ばかりだが
五体満足だし、何より
「いき、てる…」
なんで？あの爆発で死ななかったの？
やっと殉職したはずなのに
「…捕まった…、？」
ヒリヒリと火傷した顔で周りを見れば
…土と鉄臭い生きた死
体の集め場のようだ。
風は、鉄格子から入ってきたものらしい
服は…剥ぎ取られて囚人のような格好だ
…おそらく
気絶していた私を見つけたc国が
生かしたままこの牢にぶち込んだのだろう
どこまでもしつこくて腹が立つ
…
「…この際、死ねるならなんでもいい」
何か攻撃出来そうなものは無いか。
そう探ってた時だった
「ｯ…」
足音がする
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あちき(プロフ) - 黒根希空さん» ありがとうございます！ (4月28日 22時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
黒根希空(プロフ) - 完結おめでとうございます！！楽しく読ませていただきました！ (4月28日 20時) (レス) @page50 id: e7069f831d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 久しぶりに読み返しましたが、一回目の人生でtnとzmがやられた時に夢主は2人の近くにいたからスパイだと疑われたんでしょうねｰ… (4月28日 12時) (レス) @page9 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - ちがかった ショッピくんやったわ (4月10日 22時) (レス) @page38 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - スパイさ、、だいせんせーとえみさんちゃう？ (4月10日 21時) (レス) @page11 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年3月22日 15時
