104話 ページ4
「…」
コネシマさんが与えてくれた機会に感謝
今まで私を舐めまわしていた男達の肝は
冷えきってしまい、化け物を見る目を
していた
これで私が彼らの担当になった時
命令がきかない事態は避けられそうだ
「大丈夫ですよ、コネシマさん」
「命令を聞かないモノは、殺せばいいので」
洒落にならないセリフだろうが
釘を指すには丁度いい
男たちは、ワナワナと震えだしていた
復讐のつもりではなかったが、かつて
私の腹を撫で足を握った男すら
怯えていたのはなんだか
すっきりした
kn「ついでに、Aがこいつにしたのは
1番最初の頃に習う基本体術やで」
kn「回避すんのが当たり前なんやけどな」
kn「おかしいなぁ」
「…それじゃ、仕事に戻ります」
「…ありがとうございます」
恐怖で怯えてしまった彼らには
オーバーキルのような気がするが
コネシマさんが楽しそうなので
ほっとくことにした
kn「…」
Aが、すっきりしたならええや
俺のAに、暗い顔は
させたないしな
───
尋問部屋
「…」
os「やっと吐き出しためぅ」
Aの手さばきによって
やっと敵の男が、情報を吐露した
C国についての、内部情報。国家機密
グルッペンの予想はやはり命中しており
近頃戦争を仕掛けに来るらしい
国境付近に兵を増やしてて正解めゥ
os「とりあえず、こいつは地下牢で…」
os「…」
「?どうされましたか」
いつも通り、地下牢に運ぶ流れだったが
オスマンさんが止めた。難しい顔を
待つことを数秒
os「いや、こいつは俺の教会の地下牢にいれる」
os「これからあつめるc国幹部も。全員」
「…入りますか?」
教会の地下牢。全員入るのだろうか
os「頑丈ならどこでもええ。ただ、」
os「俺の許可なしに開く場所はあかん」
「…わかりました」
そのまま特殊ルートを使って
死にかけの男を教会まで運ぶ
終わる頃には何となくこれを
選択した理由がわかった。
os「…ウチにスパイがおる」
「…」
os「あ、キミやないよ」
「当たり前です」
os「目星はつけてんねん」
「…」
os「A。気づいても気づいたことを気づかせんといてね」
os「Aは、タイマンは強いんやけど」
os「複数人を呼ばれたらザコやん」
「…わかりました」
一人一人、来てくれたら殺せるのに
os「…」
os「A、戦争終わったら遊びに行こうめぅ」
「…」
なんで嫌いな奴を態々誘うんだろ
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あちき(プロフ) - 黒根希空さん» ありがとうございます! (4月28日 22時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
黒根希空(プロフ) - 完結おめでとうございます!!楽しく読ませていただきました! (4月28日 20時) (レス) @page50 id: e7069f831d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 久しぶりに読み返しましたが、一回目の人生でtnとzmがやられた時に夢主は2人の近くにいたからスパイだと疑われたんでしょうねー… (4月28日 12時) (レス) @page9 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - ちがかった ショッピくんやったわ (4月10日 22時) (レス) @page38 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - スパイさ、、だいせんせーとえみさんちゃう? (4月10日 21時) (レス) @page11 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2024年3月22日 15時