107話 ページ7
Aの部屋
「くそ……ｯ！…」
意味が無いのに私の拳は
身の回りを殴ることを辞めない
血の味がするまで、頬を殴った
泣く理由すら濁っていくまで。
「…」
トントンさんと1番似ているのは
私だ。私が彼の仕事の代替をしなければ
彼をああさせた責任もある。絶対
許さない
rbr「…」
扉の奥から、肌が衝突する音が
響き続けている。いつまで殴るんやろうな
悔しいのはよく分かる
やけど、悪いのはc国やから
今の行為は最適解では無いねん
どうやったら伝わる？
rbr「…A」
…
好きな子が病む姿はみてて
気持ちのいいもんちゃうな
───
数日経ち、
トントンの部屋
rbr「…A、これ。カメラの記録」
rbr「確認頼むわ」
「わかりました」
rbr「…この部屋で仕事すんの？」
「はい。情報漏洩があるので」
rbr「…無理すんなよ」
Aは、翌日からトントンの部屋に
籠った。自室にあった書類も全て
この部屋に集め守ってるらしい
詰め込む勢いで朝飯を平らげたら
すぐに部屋に戻る。
…いちばん、重く受けとったらあかんやつ
なのに
rbr「…」
「…」
───
教会の地下牢にて
？「われら、神父様…このような邪悪な場所に居られずいち早く我らの故郷にお戻りください」
os「…」
狙われない立場を行使して
いとも簡単に情報を抜き取ることが出来た
水を欲したどれいに恵を与えれば
涙を流しながら受け取っててキショい
？「我々は、貴方様に危害を加えるつもりはありません…」
？「貴方様は、教祖様の唯一のご子孫であり神父様であり、かけがえのないお方ですから…」
？「今すぐあの邪悪なものから離れるべきでございます…」
os「…女神様は、こう言います」
os「…争いを起こすものには、愛が足らない」
os「愛を与えれば争いは起きない、と」
os「…少し貴方は考えてくださいね」
os「それでは」
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あちき(プロフ) - 黒根希空さん» ありがとうございます！ (4月28日 22時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
黒根希空(プロフ) - 完結おめでとうございます！！楽しく読ませていただきました！ (4月28日 20時) (レス) @page50 id: e7069f831d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 久しぶりに読み返しましたが、一回目の人生でtnとzmがやられた時に夢主は2人の近くにいたからスパイだと疑われたんでしょうねｰ… (4月28日 12時) (レス) @page9 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - ちがかった ショッピくんやったわ (4月10日 22時) (レス) @page38 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - スパイさ、、だいせんせーとえみさんちゃう？ (4月10日 21時) (レス) @page11 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年3月22日 15時
