110話 ページ10
数日後
廊下
「やらなきゃ、やらなきゃ…」
rbr「…」
屍の呪いの行進
酷いその言葉が似合うほどAは
窶れている。元々筋肉しか無かった体に
十分な栄養が再び行かれなくなったことで
どんどん痩せ細り、
満足に体を風呂場で休められていないせいで
髪の毛もボサボサ。化粧もしてないから
不眠の紫の主張が激しい
あのままやと、Aも倒れる…
rbr「…」
それが狙い。
c国はこうすることで
俺らの戦力Aを倒す気なんか
城の中なのにあいつらの手中にいると
わかった瞬間強い憎しみと、焦りが
俺の心臓を喰らった。
このままやと、あかん。まける
絶対あかん
…絶対、俺らのAを負けさせたらあかん
rbr「…」
女の子に触れたことがない俺のやり方が
最適解なのかは知らん。が、
空白な解答よりマシやろ
───
rbr「A」
「やります、それもします…それも…」
rbr「A！！！！」
「ｯ？！……ロボロ、さん」
rbr「…」
Aは、俺のクソデカバズーカーで
やっと気づいた。心臓をバクバク
鳴らしながら俺に要件を尋ねる姿は
全然女の子やない
もっと、君は女の子であるべきや
その姿は正しくあらへん
rbr「A、もう休め」
rbr「トントンもゾムも書類の仕事ならできるくらいには復帰しとる」
rbr「お前が倒れたら、あかんやろ」
「…何を言ってるんですか」
「私の責任なんです。私が償わなくてはなりません」
rbr「は？何が？」
rbr「Aに責任なんてないやろ」
貧血は、キレやすくなるとペ神が
言っていた気がする。彼女は、
スイッチが入り意味のわからない
言葉の羅列をたくし上げ
俺の目の前に立った。
瞬間、手刀でAを夢の中に
落とす。
「あぐｯ……」
rbr「よｯと、……」
rbr「…こちら、ロボロ。Aを確保。暫く俺の部屋で休ませるわ」
rbr「…A、休んでや…」
rbr「…軽いわ、ほんま」
眠った彼女の体は、硬かった。
あまりにも軽くて、冷たくて
何度も死んでるんかと焦った
好きな女、をここまで追い込んだ
A
お前と俺は一緒やで
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あちき(プロフ) - 黒根希空さん» ありがとうございます！ (4月28日 22時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
黒根希空(プロフ) - 完結おめでとうございます！！楽しく読ませていただきました！ (4月28日 20時) (レス) @page50 id: e7069f831d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 久しぶりに読み返しましたが、一回目の人生でtnとzmがやられた時に夢主は2人の近くにいたからスパイだと疑われたんでしょうねｰ… (4月28日 12時) (レス) @page9 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - ちがかった ショッピくんやったわ (4月10日 22時) (レス) @page38 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - スパイさ、、だいせんせーとえみさんちゃう？ (4月10日 21時) (レス) @page11 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年3月22日 15時
