30話 ページ30
夜
「あの、今日も客とってるから」
「…仕事行きたいです……」
情けの上目遣いてま彼に頼む。
お願い、金がなくなってしまうから…
gr「…今日はいくら稼ぐつもりだった」
「え、いや、…」
「……6万くらい、です」
「ちゃんと、帰ってきまgr「ほい」
「…意味ありませんよね」
なんで借金取りから金を貰わなくちゃ
いけないのだ。しかも10万円も
gr「とりあえず、全員断れ」
「そんな訳にもいかgr「あ"？」
「…す、まほ…返してください」
gr「ほい」
「…」
仕事は信頼で成り立ってる
だからこんなことで休んじゃいけないのに
申し訳なさで胃が潰れそうだ
今日は少ない人数でよかった
今日は無理になったから、
次回の予約では若干倫理観が
外れたプレイもする。と返せば
全員、満面の笑みのスタンプを
送ってくれた。
よかった…
gr「なんだよ、倫理観がおかしいプレイって」
「…客次第です」
gr「なら、俺もしていいんだな？」
「…お好きに」
この人との行為は、少し苦手だ
他の人は自分主義でしてくれるのに、
グルッペンさんは、まるで恋人のように
愛をささやくから、自分がわからなくなる
仕事なのに
gr「よし、今日は朝着たやつで着衣ーーをするぞ」
「…」
あんたも十分倫理観ないと思うよ
───
？？
sn「…仕事にもこないとか、大丈夫なんかな」
Aの急なドタキャン
俺は全然構わないが、学校でも
見かけなかったから心配ではある
…
ゆうかい、されてへんよな…
───
翌朝
gr「こんな朝早くにいくのか」
「ここから、学校まで遠いので」
gr「朝飯は？」
「昨日の夜飯がまだいにあります」
gr「…」
抱きしめたAの体は、
食わせたのに細いまま。もっと
食わせないとな…
まだこのままでいたい、あと1日くらい
gr「…ダメか？」
「また、集金日に会いましょ」
gr「…ほい」
「いりません」
gr「いいから、受け取れ」
「要らないです」
Aは、俺から金を弾きとばし
逃げるように玄関の扉を開ける
まだ、彼方に夜景がうつる朝とも
言えない時間帯なのに
gr「なんでそこまで拒絶するんだ」
gr「等価交換主義を強いる意味も、わからん」
「……」
「だっ、て…」
「ちるは、俺が食べた美味しいご飯とか綺麗な服とか着れずに今も苦しんでるんすよ」
「なのになんで、俺は幸せになれると思うんすか」
gr「……」
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あちき(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます！ (3月26日 23時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
人間 - この作品好きです､､無理しないようにしてください！ (3月26日 23時) (レス) @page34 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - あちきさん» わざわざありがとうございます！これからも応援してます！ (3月26日 12時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ミルクさん» すみません！今治しました💦 (3月25日 18時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - (自称)の部分((自称))にするか｢（自称）＝俺｣の部分の自称の()を消して自称のみにしないと反映されないと思います、分かりにくくてすみません。 (3月25日 16時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年3月25日 14時
