知らない所で ページ16
(lr=りりか先生、ry=レイユール先生)
一方、第3会議室。
ここでは総統と狂犬組、そしてAの姉である淡島りりか先生とレイユール先生が対面していた。
理由は簡単。
Aについてである！
gr｢その様子だと、貴方も知っているようで。｣
lr｢Aは返してもらいますよ。｣
gr｢それは出来ませんな。｣
グルッペンは相手を挑発するような笑みで相手を見定め、狂犬組はグルッペンの傍に控えやり取りを冷ややかに見ている。
それに2人は苛立ちを隠せず、りりか先生の髪は徐々に青色に変色しレイユール先生の炎も変わりつつあった。
すぐに乱闘になりそうなピリついた空気が張り詰めていた。
ry｢そもそも、そちらのせいでAは苦しんでああなったんですよ？また繰り返すつもりで？｣
gr｢繰り返さない為に、ですよ。｣
lr｢貸しがあるのお忘れですか？こちらは医療品や特性武器を差し上げました。それのおかげで戦争でも有利でしたよね？｣
確かに先生が所属している薬理凶室では他では見られない薬や武器を作っていた。
そしてそれが戦争で大いに役立ったのも事実だ。
gr｢ですがそれを作る為の資源や契約書にもあった通り、我々はそちらが戦争に巻き込まれた時は手を貸しました。貸しがあるのはお互い様です。｣
gr｢それに、Aは自分の意思で私に忠誠を誓ったんだ。｣
ry｢忠誠を誓っているなら何をしても良いとでも？｣
gr｢Aはあなた方ではなく、私を選んだという事ですよ。｣
lr｢ｯはぁ〜〜！？｣
ry｢こんのッ！｣
まるでAが自分たちを捨てたような言い方。
この発言には、流石に2人もブチ切れた。
りりか先生は個性が抑えられず髪は完全に青色になり獣耳も出て、気体を有害毒素に変え始める。
レイユール先生の炎も怒りを表す真っ赤な炎になりこの場を焼き付くさんと激しく燃え出した。
そして個性を使った2人に警戒して狂犬組も戦闘態勢を取った瞬間、何者かがこの異質な空間に飛び込んで来た。
バンッ！！
｢HeyHey！フューラー様よぉ！随分と舐めた態度……って、りりか姉さん！？｣
噂をすればなんとやら。話の中心人物のAが重々しい空気と扉を蹴破って来た。
さっきまで張り詰めていた空気は一瞬で無くなり、なんならAを向かい入れる柔らかい空気に変わる。
ここまでくるとAの個性はこれなのではないかと思えてくる。
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あまね(プロフ) - やみかんじるすき (9月2日 20時) (
レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
バツマルくん大好き(プロフ) - こんな展開になるんですね！初コメ失礼します！ (8月14日 3時) (レス) @page27 id: 7609bdf14d (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - d!様ヤンデレ尊い(遺言) (8月13日 12時) (レス) @page24 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ロア……のスマホ版のようだ - とっても面白いと思います！あともう気付いているかもしれませんが、顔面が画面になっています。ページ二十ーの終わり十五行ら辺です。とても面白いです！これから応援します！次の最新楽しみに待っています！ (8月11日 19時) (レス) @page21 id: 4dffd0e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
役 - 一気読みしました！続きが気になるところ！！！主の性格もＤ！様のヤンヘラ表現も最高です！！！！！ (8月10日 22時) (レス) @page16 id: d3098ec589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見酒 | 作成日時：2023年8月8日 7時
