久しいペリドット ページ20
熱も治って復活しましたAちゃんです。
熱の間は教官が気を利かせてくれて面会謝絶してくれました。好き。
そしてトントンとオスマンに思わず甘えたけど熱が下がった時に冷静になってすぐに追い出した。
えらいこと仕出かしたな私。思わず真顔になった。
｢ガチでやめろ絶縁すんぞ。｣
gr｢やれるもんならやってみろ。｣
｢……ｽｯ…｣
gr｢おまっ、ガチで刀出してくんなや。｣
そして今日は待ちに待った休日！今は何してるかって？
街に行こうとする私に三強が付き添うとかほざいてます。
プライベート!!せっかくの休日まで来んな!!!!
そう叫んだらトントンに思春期か？と言われました。
言い方がオカンでしたね。そして18歳は思春期だと思います。
｢ただ！図書館に！行くだけ！来んな！｣
os｢ええやん別に。ついて行くだけやで？なんや後ろめたい事でもあるんか？｣
｢逆に聞くけどなんでお前らは後ろめたさを感じない??｣
私は個性について調べようと図書館に行きたいだけなのに。こいつら邪魔。
確か聖女は中々にヤバい個性だった筈だから早く調べたい。
｢知り合いに会うだけ！テメェら知人の知人に会うとか高度なこと出来んだろ。｣
gr｢別に気にしない。｣
｢気にしろ？私の知人が可哀想だわ。｣
とにかくもう面倒くさくなったので通りかかった教官に3人を押し付ける。
その教官は3人をえらく気に入ってるからすぐに捕まえてくれた。こいう時だけは感謝するぜ。
｢おぉ！久々に来たなぁ！｣
そしてやって参りましたお待ちかねの街！
以前来た時よりも栄えているように見える街は活気に溢れていて気分が上がる。
まずは個性について調べたいがそれよりも先に知人に挨拶するとしよう。
そして移動すること暫く。
隣町の端の方、薄汚れ心做しか空気も汚く思えるこの街は俗に言うスラム街。
そして今にも崩れてしまいそうな教会に入れば、ひび割れたステンドグラスから入る陽射しが迎えてくれた。
こんなボロボロな教会でも唯一、大きなパイプオルガンだけは今も尚神々しく輝いている。
そしてそのパイプオルガンの前にはお目当ての人物が手を握り神に祈りを捧げていた。
足音で気がついたのだろう、そいつは瞳のペリドットを煌めかせその瞳に私を写した。
｢よぉ、ゾム。久しいな？久々に相手してくれよ。｣
大きな太陽の宝石ペリドットから、真珠のような涙が零れ落ちた。
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あまね(プロフ) - やみかんじるすき (9月2日 20時) (
レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
バツマルくん大好き(プロフ) - こんな展開になるんですね！初コメ失礼します！ (8月14日 3時) (レス) @page27 id: 7609bdf14d (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - d!様ヤンデレ尊い(遺言) (8月13日 12時) (レス) @page24 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ロア……のスマホ版のようだ - とっても面白いと思います！あともう気付いているかもしれませんが、顔面が画面になっています。ページ二十ーの終わり十五行ら辺です。とても面白いです！これから応援します！次の最新楽しみに待っています！ (8月11日 19時) (レス) @page21 id: 4dffd0e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
役 - 一気読みしました！続きが気になるところ！！！主の性格もＤ！様のヤンヘラ表現も最高です！！！！！ (8月10日 22時) (レス) @page16 id: d3098ec589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見酒 | 作成日時：2023年8月8日 7時
