濁った目 ページ3
泣いて喚いて抱きしめられて、優等生の3人がそんなもんだから教官は流石に休めと命令していた。
良いなぁ、あいつら休めんのかよ…
｢あいつらヘラってたな……｣
今でもあの三強の濁って縋るようなドロドロと溶けたような目を思い出して身震いする。
あいつら私が知らないだけでメンヘラ属性だったんかな？
｢よぉ、今日も死ぬ気で頑張ってる後輩共。今日も先輩が可愛がってやんよ。｣
気持ちを切り替えて、今日の午後の部は今年で卒業する先輩が今までの経験から訓練で後輩を鍛える時間。
私は生意気な後輩共を負かすのが好きなのでこの時間がめっちゃ大好きだ。
｢最初はいつものペアで準備練習なー…ん？狂犬組が見当たらないけど……誰か知らn｣
いつも可愛がってやってる狂犬組ことコネシマとシャオロンが見当たらなく辺りを見回す。
だが突如、背後から今までに感じた事の無いほどの殺気を感じた。
｢ッ！？｣
声を出すことも出来ない程に震え上がらせる殺気は骨の髄まで冷やし本能的に危機を感じる。
体が勝手に、いや本能が働いてその場から飛び退けば私が居た所は地面が抉れて、そこに立っているコネシマが居た。
あ、あいつの筋力どうなってるん……??
｢戦争に合図なんてモノはねェけど……礼儀ってもんがあんだろコネシマ君よぉ？｣
kn｢……なぁ、クソ先輩。なんで俺を置いてったん？｣
｢あ？……ん？え？い、いまなんの話してる??会話のキャッチボールがドッチボールになってるんだが｡｣
若干声が震えながらも強気に出ればコネシマは会話する気ないのか身に覚えの無い事を問うてきた。
私お前が怒るほど何処かに置いてった記憶無いんだけど……
｢まぁ、良いよ。殺る気なのはいい事だし。だけど無駄吠えは私に勝ってからするんだな。｣
周りも訓練を始めたので私もコネシマに向かって一撃入れようとする。そもそもコイツが先にやってきたんだ。
だが直前のところで、コネシマの目を見た私は驚いた。
｢お前らマジで今日どうした…？｣
コネシマの目もまた、グルッペン達と同じように暗く濁りドロドロに溶けたような完全に病んでいる目をしていたのだ。
｢あっぶね！挨拶ぐらいしろよシャオロン！！｣
sho｢先輩お願いやから逝かんといて拒絶せんで嫌いでもええよだから俺のそばに居て受け入れて好きになって……！！｣
｢なんだお前!?!?｣(迫真)
後ろから何か来ると思って避ければメンヘラおシャオちゃんが居た。はぇ…??(脳溶け)
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あまね(プロフ) - やみかんじるすき (9月2日 20時) (
レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
バツマルくん大好き(プロフ) - こんな展開になるんですね！初コメ失礼します！ (8月14日 3時) (レス) @page27 id: 7609bdf14d (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - d!様ヤンデレ尊い(遺言) (8月13日 12時) (レス) @page24 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ロア……のスマホ版のようだ - とっても面白いと思います！あともう気付いているかもしれませんが、顔面が画面になっています。ページ二十ーの終わり十五行ら辺です。とても面白いです！これから応援します！次の最新楽しみに待っています！ (8月11日 19時) (レス) @page21 id: 4dffd0e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
役 - 一気読みしました！続きが気になるところ！！！主の性格もＤ！様のヤンヘラ表現も最高です！！！！！ (8月10日 22時) (レス) @page16 id: d3098ec589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見酒 | 作成日時：2023年8月8日 7時
