一目惚れ ページ27
教授が人通りのある街中で聖女発言をしたせいで私は知らない人に誘拐されている。
あの人まじで頭良いのにそいう所あるよな。
｢着いたで。この中に俺の仲間が居るんや。｣
｢えっと、仲間を助けたいというのはどういう事で？｣
｢歩きながら説明する。あぁ、せやった。俺の名前は……金豚きょーやけど、きょーさんなりばどきょーなり呼ばれてるから好きに呼べ。｣
｢はぁ……なるほど？えっと、淡島Aです。宜しく御願いします？｣
kyo｢なんでさっきから疑問形やねん。｣
誘拐犯に米担ぎされて腹に重心がかかって苦しいが、それよりもこの人の殺気が怖すぎで異議を唱えられない。
そもそもこの人は何処の国の人だろうか。
野生の勘になってしまうが中々にお強い方だとお見受けする。
｢あれ、きょーさん何処行ってたの！？らっだぁが大変な時に！｣
kyo｢いや、聖女さん連れて来た。｣
｢えっ、聖女？あの、聖女？｣
そこで誘拐犯が私を雑に地面に放り投げると自己紹介しろとばかりに睨んでくる。
今の私じゃ勝てないのは明らかなので大人しく自己紹介をするしかなさそうだ。
｢えっと、お初にお目にかかります。未熟ながらも軍人の肩書きを貰い受けております、淡島Aと言います。以後お見知りおきを。｣
co｢すごい丁寧な自己紹介……あー、らっだぁ運営に所属してますコンタミって言います…？よろしく？｣
一応、礼儀というものは祖国に習いとても大事にしているので正座をして自己紹介をする。
そして、頭を上げて自己紹介をした相手を見た瞬間。
｢ッ！！｣
胸を勢いよく撃ち抜かれた。
｢えっ、あ、｣
co｢？どうしたの？｣
相手の目から視線を逸らすことが出来ず、顔に熱が集中する。
頭がいっぱいになるようで、胸も締め付けられるように苦しい。
さっきまで何とも感じなかった声も今ではとてもかっこよく感じて耳までも赤くなってしまう。
co｢せ、聖女さん？｣
kyo｢おい、どしたんや。｣
周りの音も聞こえないぐらいに自分の鼓動が高く鳴り響いて目の前の人から視線を外せない。
一目惚れなんて、そんなもの迷信だと嘘だと思っていた。
なのに、なのに。
今日私、淡島Aは一目惚れをしてしまった。
｢好きです！！｣
co｢ｴｯ！？｣
kyo｢はぁ！？｣
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あまね(プロフ) - やみかんじるすき (9月2日 20時) (
レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
バツマルくん大好き(プロフ) - こんな展開になるんですね！初コメ失礼します！ (8月14日 3時) (レス) @page27 id: 7609bdf14d (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - d!様ヤンデレ尊い(遺言) (8月13日 12時) (レス) @page24 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ロア……のスマホ版のようだ - とっても面白いと思います！あともう気付いているかもしれませんが、顔面が画面になっています。ページ二十ーの終わり十五行ら辺です。とても面白いです！これから応援します！次の最新楽しみに待っています！ (8月11日 19時) (レス) @page21 id: 4dffd0e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
役 - 一気読みしました！続きが気になるところ！！！主の性格もＤ！様のヤンヘラ表現も最高です！！！！！ (8月10日 22時) (レス) @page16 id: d3098ec589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見酒 | 作成日時：2023年8月8日 7時
