個性発動が分からん ページ28
元から私は惚れやすいタイプだと自覚している。
ほら、18歳は惚れやすい年齢だから。しょうがないよね。
え？でも教授に言った事と矛盾してる？
いやほら、好きになると付き合うは別じゃん。だからこれはセーフ。
戦場に立つとしたらすぐに切り替えるから。
kyo｢みどりはどうしてるん？｣
co｢いまらっだぁを見てるよー。ただちょっとヤバいかもしれない。｣
｢あの、先程から話されてるらっだぁというのは？｣
kyo｢まぁ、俺らのボスみたいなもんや。だけど、そいつがいま暴走状態にある。だからお前を連れてきたんや。｣
どうやら私はこの誘拐犯のボスの暴走を止める為に連れて来られたようだが、私自分の個性についてまじで知らんのよな……
そもそも今まで個性なんて無かったからどうやって発動するのかも分からない。
これ私助けられないんじゃないか？
｢あの、私その人を助けるの難しい気が……｣
co｢え？なんて？｣
コンタミさんの目がスッと黒くなっていく。
闇よりも深く広がる闇は底無しで宇宙と同じ存在を感じさせる。
直視したら発狂するであろう目は、きっと人知を超える存在。
コンタミさんの個性はクトゥルフか何かだろうな。
｢…いえ､すみません。やるだけやってみますね。｣
kyo｢やるだけやるんやなくて、必ず成功させるんや。分かったな？｣
｢難しいこと言いますね？｣
誘拐犯に有り得ないほど殺気を浴びせられて苦笑いする。
そしたら誘拐犯は1つのドアの前で止まり、私に入ろと促してきた。
kyo｢ここがそいつの居る部屋や。いまのお前じゃ手出できないやろうが、お前あいつに何かしてみろ。首が飛ぶと思え。｣
｢え、手出できないのに鎮めるんですか？ハードモードすぎる。｣
kyo｢はよ行け。｣
｢あいた。｣
後ろでコンタミさんが頑張ってねと応援してくれたので渋々部屋に入る。
そしたら後ろで鍵の閉まる音がしたのでもう後戻りは出来ないだろう。
｢こんにｯぢば！？｣
rd｢誰ダァ？ォ前ぇ？｣
その暴走状態の相手に挨拶しようとした瞬間、驚く程の速さで私の顔すれすれに鎌が振り下ろされる。
振り下ろした相手は目が虚ろで正に鬼。休む暇なく攻撃を続ける鬼は相手が誰であろうと殺すつもりなのだろう。
こいつ、グルッペンと良い勝負するな。めっちゃ強い。
このまま攻撃を避けても潰れるのは私だからそろそろ鎮めないといけない。
だけどその肝心の個性発動が分からないんだよなぁ！
｢えぇい！ままよ！！｣
とにかく殴るか。
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あまね(プロフ) - やみかんじるすき (9月2日 20時) (
レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
バツマルくん大好き(プロフ) - こんな展開になるんですね！初コメ失礼します！ (8月14日 3時) (レス) @page27 id: 7609bdf14d (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - d!様ヤンデレ尊い(遺言) (8月13日 12時) (レス) @page24 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ロア……のスマホ版のようだ - とっても面白いと思います！あともう気付いているかもしれませんが、顔面が画面になっています。ページ二十ーの終わり十五行ら辺です。とても面白いです！これから応援します！次の最新楽しみに待っています！ (8月11日 19時) (レス) @page21 id: 4dffd0e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
役 - 一気読みしました！続きが気になるところ！！！主の性格もＤ！様のヤンヘラ表現も最高です！！！！！ (8月10日 22時) (レス) @page16 id: d3098ec589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見酒 | 作成日時：2023年8月8日 7時
