じっと出来るわけねぇよな ページ36
流石に会議室で騒ぐほど躾がされてないわけではないので、またもや訓練所に行って暴れた。
相手も能力使っていい縛りでやったらなんとあのグルッペンと互角にやりあえた。
グルッペンの個性は混沌だから、個性が聖女の使い方が幅広い私にはそれほど脅威ではなかったのだ。
調子乗るからだよ雑魚が！！ハン！
kr｢それで、革命の話はどうなったの？｣
｢ｯは！？わ、忘れてた…｣
kr｢うーん、馬鹿かな？｣
私は戦いに夢中で参加の意を表明するのを忘れてしまっていた。
じゃあ、訓練所借りてやり合った意味ねぇじゃん。
自分はもしかしたら戦闘狂なのかもしれない事に少しこれからは自制しようと心に決めておく。
多分御夕飯までは覚えてるはずだ。
kr｢それにしてもグルッペン君も確かにハチャメチャだよねぇ。｣
｢んとですよ！私は不参加で先生方のラボに半年ぐらい避難しろですよ！？勝手すぎます！先生方の都合を考えてない！！｣
kr｢本音は？｣
｢私も暴れたい！！｣
kr｢ブレないね。｣
そもそもアイツら、あんなに私をヨイショしておいて除け者にするだなんて
絶対私を弄んでる！好きって言葉は嘘だったのね！？
kr｢ほらほら、そんなに拗ねないの。｣
｢拗ねてませんけど？私は怒ってるんです！｣
kr｢戦場に出れない分、裏でサポートすればいいじゃないか。｣
｢私の得意分野の戦闘が封印されたら、ただの役立たずですよ。｣
kr｢そんなことないと思うけどなぁ。｣
くられ先生はこう、大人の余裕というか頼りやすい雰囲気があるので先生の前だとついつい精神が子供に帰ってしまう。
先生に甘えておいて心の中で迷惑をかけているのに罪悪感が生まれた。
kr｢でも僕は嬉しいよ？帰ってきたら皆でお茶会しようじゃないか。｣
｢……それを言われたら、楽しみになっちゃいます。｣
kr｢それはよかったよ。｣
こいうところ、本当に先生は手慣れてると思う。
私やツナっちなど先生方が不機嫌だとくられ先生はいつも器用に鎮めてしまうのだ。
もしかしたら暴走を鎮めるみたく、先生も個性聖女なのかもしれない。
kr｢いつでも待ってるから、珈琲入れてね。｣
｢しょーがないですね。お菓子期待してますよ。｣
kr｢ははっ、こりゃ良いもの用意しなきゃね。｣
まぁ、確かに先生の言う通り裏で手を回すなど出来ることはあるはずだ。
お前は何もするなと言われたが私がじっと出来るはずねぇよなぁ！
まずは何をやってやるか作戦を作らなければ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 777人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あまね(プロフ) - やみかんじるすき (9月2日 20時) (
レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
バツマルくん大好き(プロフ) - こんな展開になるんですね！初コメ失礼します！ (8月14日 3時) (レス) @page27 id: 7609bdf14d (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - d!様ヤンデレ尊い(遺言) (8月13日 12時) (レス) @page24 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ロア……のスマホ版のようだ - とっても面白いと思います！あともう気付いているかもしれませんが、顔面が画面になっています。ページ二十ーの終わり十五行ら辺です。とても面白いです！これから応援します！次の最新楽しみに待っています！ (8月11日 19時) (レス) @page21 id: 4dffd0e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
役 - 一気読みしました！続きが気になるところ！！！主の性格もＤ！様のヤンヘラ表現も最高です！！！！！ (8月10日 22時) (レス) @page16 id: d3098ec589 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月見酒 | 作成日時：2023年8月8日 7時
