真実はいつも1つ！！ ページ37
月日はあっという間に流れて、私達は遂に明日が卒業となってしまった。
後輩組は本当に卒業しても私と離れる気は無いようでそんなに悲しんでる素振りがなくそれは同期組もだった。
唯一卒業にお涙頂戴してくれるのはお世話になった教官だけだ。
もっと感動的なシュチュエーションあってもいいと思うんだけど。
｢いやぁ、やっと堂々と吸えるなんていいねぇ！｣
gr｢卒業する前日に出る言葉がそれとは終わってるゾ。｣
tn｢大先生程は吸ってへんけど量は減らしや。｣
os｢棒付きキャンディでも舐めたらええんやない？｣
｢お、お前らこの私に禁煙しろって言うのか…？｣
tn｢体は大切にしろ言うてんや。｣
｢オカン！！｣
tn｢誰がオカンや！！｣
このやり取りも、もしかしたら出来なくなってしまうのかもしれない。
そう思うとなんだか感傷深くなるがこの3人は未来でも見たかのようにこれから嫌という程できるでと言ってきた。
本当になんだか、ヤンデレ共はまるで未来を知ってるかのような動きをするので少し気味が悪い。
しかも全員もれなく私の生存を確認して過保護になるのだ。
｢…もしかして、未来の私が死んでお前らだけが逆行したのかもねw｣
本当に冗談で言ったつもりだった。
ただ、そんな世界線もあるのかもなぁだなんて思って言っただけ。
なのに、3強は目を見開いて固まってしまった。
完全に図星を突かれた人の反応で。
｢……え、マ？｣
怖いほどに静かになった空間で私の間抜けな声がやけに響く。
「「．．．」」
3拍置いて、やっと瞬きをしたかと思ったら3人はさっきの事が無かったように話し出した。
gr｢急に何を言い出すんだ。逆行系の小説の読みすぎじゃないか？｣
｢お前明らかにさっきより瞬きの回数増えてんぞ。｣
tn｢確かにそいうのにロマンを感じる年頃なのは分かるけどしっかりせぇや。｣
｢めっちゃ目線泳いでますやん。｣
os｢紅茶でも飲んで落ち着くめぅ。｣
｢手震えてんぞ。｣
めっちゃ分かりやすく動揺する3人に私も困惑する。
え、なに？もしかして本気と書いてマジ？
私もしかして本当に未来で死んでお前らだけ逆行したん？だから過保護になったの？
え、どうしよう凄い辻褄が合う。
しかも刃物を持ったり縄を持ったら没収される辺り、私は自分から死んだのか？
え、マジで？
gr｢お前は知らないで大丈夫だ。そんな夢物語あるわけないだろう？｣
｢そ、そうだよな！ははは！｣
いや気になるぅ！！
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あまね(プロフ) - やみかんじるすき (9月2日 20時) (
レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
バツマルくん大好き(プロフ) - こんな展開になるんですね！初コメ失礼します！ (8月14日 3時) (レス) @page27 id: 7609bdf14d (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - d!様ヤンデレ尊い(遺言) (8月13日 12時) (レス) @page24 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ロア……のスマホ版のようだ - とっても面白いと思います！あともう気付いているかもしれませんが、顔面が画面になっています。ページ二十ーの終わり十五行ら辺です。とても面白いです！これから応援します！次の最新楽しみに待っています！ (8月11日 19時) (レス) @page21 id: 4dffd0e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
役 - 一気読みしました！続きが気になるところ！！！主の性格もＤ！様のヤンヘラ表現も最高です！！！！！ (8月10日 22時) (レス) @page16 id: d3098ec589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見酒 | 作成日時：2023年8月8日 7時
