久々の帰宅？ ページ41
名残惜しくも先生の元から帰ろうと馬車へ向かえば、意外な人物が待っていた。
shp｢早かったすね。｣
zm｢Aが一刻も早く帰りたかったみたいで早く進んだわ。｣
｢嘘言わないでもらえるか？？｣
あまり話した事が無いけれど、可愛い後輩のショッピ君が馬車の前で待っていた。
流石にゾム1人で来たわけでは無いらしい。
｢やぁ、お疲れ様。革命で忙しかったろうに悪いね。｣
shp｢いえ、俺が来たかったからなんで大丈夫っすよ。それよりもここから2日、休まず馬車を走らせるんで今のうちに休んだ方が良いですよ。｣
｢私は慣れてるから大丈夫さ。ただ良ければなんだけど、暇つぶしに話し相手になってくれるかい？｣
shp｢俺で良ければ喜んで。｣
いい機会だと思い少しキザな喋り方で誘えば、ショッピ君はそれに少し可笑しそうに笑ってくれて嬉しくなる。
だがそんな良い雰囲気の私たちの間にゾムは勢いよく割って入って来やがった。
zm｢おいA！！騙されんなや！！こいつ顔ニッチャニチャやぞ！？｣
｢お前可愛い後輩に向かってなんて事言うんだ。｣
shp｢そうっすよゾムさん。傷ついたわぁ。｣
｢あーゾムが後輩虐めたーいけないんだー。｣
zm｢腹立つぅ！｣
ギャイギャイ騒ぎながらも馬車へと乗り込んで国へ帰る。
2人席だと言うのに私の隣に狭くても何がなんでも座った2人には殺意を隠せなかったですね。
しかも3人仲良く爆睡したという。
｢や、やっと着いたぁ！！｣
zm｢はぁー、体バッキバキやわ。｣
shp｢もう暫くは馬車遠慮したいですね。｣
1日の殆どを馬車の中で狭くずっと座って過ごしたせいで、国に着いた時の感動と開放感はとてもじゃないが言い表せられなかった。涙が出るぜ。
｢まずはグルッペンに報告とビンタかぁ。｣
zm｢なんでビンタなん？｣
｢いやあいつ半年避難しろとか言ったくせに3日で終わらせやがって舐めてんだろ。｣
shp｢俺たちが早くAさんに会いたかったからですよ。｣
｢こんの可愛い奴だなぁ！｣
ショッピ君の完璧な返答に頬が緩々になりヘラヘラしていると、少しソワソワしているようだったので試しに頭を撫でてみたら嬉しそうに目を細めるショッピ君。
すげぇ、猫みたい。
そんな感想しか出てこなかった。
自分の後輩がこんなにも可愛い…と暫く撫でていると後ろから思いっきりゾムにどつかれた。
その顔は歴代の犯罪者もビックリの悪人面である。
zm｢なにショッピだけ撫でてんねん。構えや。｣
｢えぇ、怖…｣
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あまね(プロフ) - やみかんじるすき (9月2日 20時) (
レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
バツマルくん大好き(プロフ) - こんな展開になるんですね！初コメ失礼します！ (8月14日 3時) (レス) @page27 id: 7609bdf14d (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - d!様ヤンデレ尊い(遺言) (8月13日 12時) (レス) @page24 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ロア……のスマホ版のようだ - とっても面白いと思います！あともう気付いているかもしれませんが、顔面が画面になっています。ページ二十ーの終わり十五行ら辺です。とても面白いです！これから応援します！次の最新楽しみに待っています！ (8月11日 19時) (レス) @page21 id: 4dffd0e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
役 - 一気読みしました！続きが気になるところ！！！主の性格もＤ！様のヤンヘラ表現も最高です！！！！！ (8月10日 22時) (レス) @page16 id: d3098ec589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見酒 | 作成日時：2023年8月8日 7時
