【番外編】Halloween3 ページ46
教授ならきっとお菓子をくれるだろうと後輩共の次に訪れたら、そこにはゾムとショッピ君チーノ君が居た。
お菓子はすでに食べられた後だ。
｢とりっくおあとりーと！なんでお菓子無いんだよ！？｣
em｢ゾムさんの軽い食害にあいまして…｣
zm｢なんで早く来なかったんやお前。｣
shp｢まさかAさんが仮装までしてお菓子をねだりに来るとは思ってませんでしたから。｣
ci｢まぁ、子供心を忘れないで良いと思います。｣
｢ナチュラルに煽るのやめて…｣
最後のクッキーを食べようとしていたショッピ君をなんとか慌てて止める。
だがすでに口に咥えられてしまいこの新人煽ってきやがった。
｢……悪戯すんぞ？｣
shp｢ほーほ？｣(どーぞ？)
余裕そうにチェシャ猫のような笑みを浮かべる彼にどうも腹が立ち、逃げられないように肩を抑える。
そのまま彼が咥えていたクッキーを口移しのような形で奪ってやれば、その場に居た全員が硬直した。
食べる瞬間にショッピ君の唇を少し噛んでしまったのは申し訳ない。
｢ソルトか、美味しい。｣
shp｢え、はっ？Aさん…？え？｣
zm｢…A。流石に嫉妬すんぞ。｣
em｢いい気分ではないですね？｣
ci｢っAさん！お、俺にも！｣
ショッピ君が小さくファーストキス…と呟いてたが唇は触れ合ってないのでセーフ。
ショッピ君は今ので良いとして他3人らはお菓子をくれなかったので後々悪戯するとしよう。
｢はっぴーはろうぃん！｣
em｢どこもハッピーやない！｣
zm｢というか待て首のその跡はなんやまさか今の、他でもやった訳ちゃうやろな？｣
shp｢Aさん今のはもう結婚という事でいいですよね？？合意ですよねこれで俺たちやっと両思いやめっちゃ嬉しい。｣
ci｢なんでショッピだけ！？お願いですよAさん俺にも甘いのくれたっていいじゃないですか！｣
｢はい、塩飴。｣
ci｢しょっぱすぎる！！｣
騒がしくなる室内にみんな反応が同じだなと喉をくつくつ鳴らして笑う。
重たくなったバケツには沢山の甘いお菓子があるが、コイツらの自分に向ける思いの方がよっぽど甘く胸焼けしそうだった。
本当は私を閉じ込めて壊したい程に好きなのに、大切だからそれをしないコイツらをどうも憎めない自分も相当甘いなと呆れてしまう。
｢よーし、次は先生方と運営国の方にも行ってこよ！｣
zm｢絶対にさせへん！！｣
なんだかんだ言って騒がしい空間を楽しんでる自分は、人生で1番ハロウィンを満喫したと思う。
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あまね(プロフ) - やみかんじるすき (9月2日 20時) (
レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
バツマルくん大好き(プロフ) - こんな展開になるんですね！初コメ失礼します！ (8月14日 3時) (レス) @page27 id: 7609bdf14d (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - d!様ヤンデレ尊い(遺言) (8月13日 12時) (レス) @page24 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ロア……のスマホ版のようだ - とっても面白いと思います！あともう気付いているかもしれませんが、顔面が画面になっています。ページ二十ーの終わり十五行ら辺です。とても面白いです！これから応援します！次の最新楽しみに待っています！ (8月11日 19時) (レス) @page21 id: 4dffd0e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
役 - 一気読みしました！続きが気になるところ！！！主の性格もＤ！様のヤンヘラ表現も最高です！！！！！ (8月10日 22時) (レス) @page16 id: d3098ec589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見酒 | 作成日時：2023年8月8日 7時
