彼の剣技は天賦の才 ページ34
『……ティザーレストの次は確か…大和営帝国よね？』
ht「…俺の番ってわけね、」
『…いってらっしゃい』
ht「…！、知ってるの…？帝国の挨拶を…」
『ちょっとした興味本位よ。ほらさっさと行きなさい、呼ばれてる』
ht「うん、いってきます」
ふわりと微笑んで、彼は試験監督の御前へと足を踏み入れた。
gr「…おい、何イチャついてんだ…」
『は？』
em「はぇ〜……」
『は？』
どこをどう見たらイチャついてるように見えるのか教えて欲しいものね？？
gr「俺も言って欲しかったんだゾ…」
『…頭撫でたんだからそれで許してちょうだい』
em「あ、俺にもさっきのお願いしますね」
『ちゃっかりしてるわね…』
エーミールの発言にグルッペンが噛み付いているのを横目にひとらんの試合を観戦する。
最小限の動きで相手の攻撃を避け、即座に切り込むその姿はよく洗練された動きだった。
大きく飛び上がって逆さの状態から切りつける様も実に美しく見惚れてしまう。それも空中で逆さなのだ。
飛び上がったあと彼は軽やかに着地する。
試験監督に相手の在校官は負けを告げられていた。
大和営帝国の剣技だけでなく、自己の癖が剣技に入り交じっていた。
グルッペンも、彼も、実に魅力的な戦い方をする。
ht「ただいま」
『おかえりなさい。素晴らしい試合だったわ、流石ひとらんね』
gr「だから何イチャついてんだよ！！」
『は？』
ht「何、寂しいの？」
gr「は？」
em「はぇ〜……」
ht・gr「『は？』」
em「こわ…w」
・
長らく更新を遅らせてしまい申し訳ありません。
今後、更新速度が遅れることはありますが、更新は続けさせて頂きます！完結はまだまだ先になりますが最後までどうかお付き合い下さい。
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ゆう(プロフ) - 主人公のひとつひとつの言葉遣いに品性を感じ、別世界に行けるような感覚で楽しませてもらっています。お忙しい中更新いただきありがとうございます！無理のない範囲で、作者様のペースですすめていってください！ (9月10日 2時) (
レス) @page29 id: a3f3849aaa (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 夢主が可愛すぎて辛いです()本当に読めやすくて話も面白いです！ (9月5日 9時) (レス) @page28 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
絲縫。(プロフ) - 滅茶苦茶好きです。すごく綺麗に話が綴られているので凄く読みやすくてあっという間に読めました。これからも応援しています。 (9月4日 21時) (レス) @page28 id: 3aa2c2a23c (このIDを非表示/違反報告)
シオンはアムルガムの派生(？) - drさんがここぞみたいな所で自分の嫁！って主張してるのがかわいくて好きです！！！応援してます！！初コメ失礼しましたー！！！ (9月4日 18時) (レス) @page28 id: da22832432 (このIDを非表示/違反報告)
アホの子(プロフ) - りぃるさん» ああありがとうございます…！！！嬉しいお言葉すぎるｯｯｯ…！！！！(涙) (9月4日 16時) (レス) id: 149963b40a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アホの子 | 作成日時：2023年8月22日 1時
