✧︎ 閑話 ページ50
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「あのな、おっ俺さ、例の数字について思ったことがあんの。こんな状況やから無理にとは言わんけど、今夜時間あったら図書館の前回入った個室に来てくれへんか」
「！ わかりました、なら19:00くらいに向かいます」
「分かった、待っ」
「ヘイヘイシャオロン何コソコソやってんのぉ？」
Aとシャオロンが密談していると、放置されすぎて不貞腐れたゾムがその間に割り込むみたいに入ってきた。シャオロンはあからさまに顔を顰めたが、ゾムはそれを良かれと思ってやったらしく、にやっと悪趣味な笑みを浮かべた。
「なんやゾム、おれら二人で喋ってたやん」
「ソレ俺抜きちゃうとアカン話なん？」
ばちばちと火花を散らす二人をAは何とか宥めようとしたが、目の前でAの手に包帯を巻いているペ神と、いつの間にか隣にいた鬱がAを一様にみて首を振る。宥めても無駄という意味だろうか。Aは 私ってば巻き込まれてばっかり…… なんて溜息をついた。
やがて包帯を巻き終えて、ペ神は諭すように言った。
「Aちゃん。君は一般メイドやから、特別な保護とかはできひん。ただひとつ言えることは、」
物事は慎重にな。
「……？ わかりました」
ペ神の言葉の意味が分からないまま、Aは一人で医務室を後にした。ショッピは病人なのでそも原則医務室から出られないし、ゾムも事件の証言人として連行された。シャオロンと鬱はやはり仕事から抜けてきたらしく、司令塔の方向へと帰って行った。
Aはと言うと、結果的にサボってしまったことになるメイドの業務へと気を取り直して戻ったのだった。
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50話に及ぶ冗長で稚拙な本作にお目を通して下さった親愛なる読者様方、まずはお疲れ様です。
これは問わず語りです。手探りで進行中の本作ですが、非常に扱いにくい界隈の作品である事を存じていましたから、厳しい批判を覚悟の上公開しました。ですが届くのは温かいコメントばかりで、大変嬉しく思っております。
サスペンスとミステリが混在する統一感のない本作、未熟ながら伏線やヒントを複数織り交ぜながら話を展開しております。ぜひ探してみてください。
三章以内に作品を完結させることが目標ですが、展開スピードが遅すぎて頓挫しそうです、ご了承ください。
長くなりそうなので閑話はここまで。
烏滸がましくも、続編もご愛読いただけますと幸いです。
追記:続編製作しました。
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にのやも(プロフ) - モモモさん» きゃあ！ そんなこと言われたら沢山書きたくなっちゃいます！🥹 ご期待に添えるようなるべく余談回挟めるよう頑張ります！🙇🏻♀️" (4月5日 8時) (
レス) id: 4e49335954 (このIDを非表示/違反報告)
モモモ(プロフ) - 展開が一つ一つ丁寧で面白くてもう全部読みきっちゃいました！3章以内で終わるのか...もっと書いてもいいんですよ🥹（わがまま） (4月4日 21時) (レス) id: 90bb9ca7b2 (このIDを非表示/違反報告)
にのやも(プロフ) - 梓月さん» コメント有難う御座います！🙇🏻♀️" 是非命狙われてる夢主ちゃんを守ってあげてください……！👊🏻✨ (4月1日 17時) (レス) id: 4e49335954 (このIDを非表示/違反報告)
梓月(プロフ) - ぐいぐい来られると困っちゃうのあまりにも可愛い…守護らねば (3月31日 21時) (レス) @page42 id: c21b6e797e (このIDを非表示/違反報告)
にのやも(プロフ) - 滅華狂さん» あの場面はとっても慎重に書いたので、そう言って貰えて作者冥利に尽きます！😭✨ これからも更新頑張ります！🙇🏻♀️" (3月27日 11時) (レス) id: 4e49335954 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にのやも | 作成日時：2024年3月24日 17時
