新しい幹部はえ！？まさかの女！？2【wrwrd】

心配 ページ11

ゾムside

Aと一緒に旧訓練場まで行く

you「ゾム、カメラ映るから迂回するぞ」

zm「わかった」

ほんまこいつ雰囲気変わったよな

ゾム様とか言っとったのに今やゾムって呼び捨てやし

言葉遣いもエミさんをもっと堅苦しくした感じやったのに、なんかふんわりしたグルッペンみたいになったし

はえー可愛い

心開いてくれたってことなんかな？

あの可愛い顔が「むむ…これは難しいゾ」とか言ってんのおもろい

言葉がまんまグルッペンの時あってほんま笑えてくるんよな

you「ついた！それでは手合わせをしよう」

zm「え、大丈夫なん？」

Aの手にはまだ包帯が巻かれている

you「手加減はして欲しいな、まだ左が動かない」

zm「やっぱ大人しくしてた方がええんちゃう？」

これで怪我させたくないんやけど

you「動き方忘れたくないからな…頼む」

Aの右足には縫い跡もある

zm「やっぱ手合わせはやめといた方がええような気ぃするわ」

その傷開いたらシャレにならん

you「そうか…治ったらいいか？」

zm「当たり前やろ！治ったらな！」

そうなるとやること無くなるな…

遊ぶって言ったって何しよう…

you「木登りくらいなら許されるだろう！」

そう言って近くにあった木をぴょんぴょんと素早く登っていくA

まぁ、木登りなんて移動方法の1つやし許されるやろ

俺も後を追って隣に座る

you「この木の形…監視台が作りやすそうだな…」

めっちゃ戦争脳や…驚くほど戦争脳や…

でも確かに何か作るにはええ形しとるな…

登りやすいし、真ん中で幹が別れてスペースがあるし、上は葉で覆われとるし

なんかにピッタリよな…

ハァｯｯ！！

zm「秘密基地作ろうや！！」

you「いいな！」

この訓練所はもう使われとらんから管理されとらん

だから材料集め放題や！！

zm「俺木取ってくる！」

you「近くの倉庫行ってくる！なんか使えるものがあるかもしれん」

この近くの倉庫…？

zm「あかん！！行くな！！」

you「えっ…」

ビクッと体を揺らし驚いた表情でこちらを見るA

zm「すまん…声大きかったな…」

you「いや…大丈夫だ…もしかして私が拉致られたのって…」

zm「そうやそこの倉庫や」

you「取り壊し予定の倉庫にぶち込むなんて殺意高いな…」

拘束されたまま放置されそうやったって言っとったしマジで殺す気やったんやろうな…

ほんま無事で良かった…

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