新しい幹部はえ！？まさかの女！？2【wrwrd】

白蛇 ページ27

Aside

待ちに待った休暇！

you「早く！早く行くぞ！」

gr「そんなにはしゃいでも馬車のスピードは変わらんゾ」

呆れたように言うグルッペン

you「はしゃぎたくもなるだろう。念願のシロヘビさんのナイフだぞ？しかも私に合わせて作ってくれるんだぞ？」

シロヘビさんとは刃物がメイン武器であれば知っているであろう、有名な職人さんだ

私の憧れである

gr「…俺のレーザー銃」

you「他の国が使い始めたら性能がより詳しく分かるだろ？それからでも遅くない」

gr「性能とかではない！これはロマンなんだ！」

その後もなんか熱弁されるがよく分からない

ロマンがなんだと言うのだ？

物事は全て効率だろ

gr「功利主義がよぉ！何故素晴らしさが分からない！？」

you「自分で今言っただろ、功利主義だからだ」

そんな事を話していたら

「そろそろです」

国境の検問所まで来た

「パスポートをお願い致します」

3人分をまとめて手渡す

「え！？あ、これ…あの…」

検問所内が騒がしくなる

you「もしかして…忘れたのか？」

gr「忘れた…」

急に一国の主が現れたらそりゃこうなるだろう…

連絡しといてくれって言ったのに…

gr「個人的な用だ。あまり騒がないでくれ」

「王に連絡だけよろしいでしょうか？」

gr「会いに来なくていいと伝えておいてくれ」

国王が出てきたらそれこそ大事だからな

「わかりました」

取り敢えず検問所を抜けることができた

gr「スイーツでも食べようかと思っていたが…これは無理だな…」

you「そうだな…」

また暫く馬車に揺られる

都市が見えてきた

you「ここからは歩きます。ここら辺で待っていて下さい」

「わかりました」

you「お手を」

グルッペンの手を取り馬車から降ろす

gr「普通逆なんだよなぁ…」

you「主従関係としては正しいだろ」

男女関係なくグルッペンと私は主と従者だ

逆も何もないだろう

あと私の方が力あるしな！

特注→←粛清

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