新しい幹部はえ！？まさかの女！？2【wrwrd】

特注 ページ28

Aside

すごい…

店に並ぶ沢山の刃物

綺麗…

sr「いらっしゃいませ」

you「す、素敵なナイフですね…」

何を言っているんだ私…

動揺しているにも程があるだろう

sr「ありがとう。おや？貴方はAさんではないですか」

you「私の名前をご存知なのですか？」

認知もらってるだと！？

し、幸せ…

sr「実力主義国家に女幹部って記事を見たんですよ。本日はどのようなご要件で？」

そんな記事が出回っていたのか…

女だって輝けるんだぞ

you「ナイフを三本作って頂きたいのと10本研いで頂きたいです」

sr「作るナイフの形や素材はどうしましょう」

you「これをベースに作って頂きたいのですが…」

暫く話し込み理想のナイフに近付ける

sr「このような感じでよろしいですか？」

you「お願いします」

形や材質が決まった

sr「試作の型を明日以降見に来てください」

you「わかりました」

楽しみだな！

というかグルッペン連れてくる必要なかったな…

金だけもらって次から1人で来よう

you「グルッペン終わったぞ」

gr「店の前に人集りがある…会いに来るなと言ったのに…」

sr「もし良かったら裏口から出ます？」

you「ありがとうございます」

裏口まで案内してもらう

作業場を通るのだが完成途中の物も美しくて…

sr「好きですか？こういうのは」

you「大好きです！！この美しい曲線、歪みない細い刃…どれも素敵です」

sr「嬉しいねぇ」

いい武器を持っていれば気分が上がるからな

この曲線…惚れる…

you「ありがとうございました、また明日」

sr「また明日」

外に出ると裏口にもしっかりと兵が

you「グルッペン！持つぞ！」

gr「頼んだ」

グルッペンを持ち上げて走り積んである荷やらを飛んで屋根に登る

gr「大泥棒になった気分だな。これじゃまるで犯罪者じゃないか」

you「密入国まがいなことしたからな」

あれは密入国と言ってもおかしくない

急に一国の主が何の連絡もなしに当たり前のように入国してきたんだからな…

身分としては国王に等しいのだからしっかりして頂かないとな

gr「流石に挨拶だけはしとくか。下に降りてくれ」

わがままな総統様め

仕方ないので屋根から降りる

gr「久しぶり、少し邪魔をしたな。また今度ゆっくり話し合おうじゃないか」

グルッペンが言い終わると同時に跳ね上がり観衆を飛び越えて屋根に登る

gr「うぉ！？人を飛び越えるなんてとんだ暴れ馬だな」

you「ちゃんと躾けないからですよ」

甘味→←白蛇

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す