新しい幹部はえ！？まさかの女！？2【wrwrd】

医務室 ページ6

Aside

ここは？

白い視界

死んだか？

意外と人間って呆気ないんだな…

指を動かしてみる

思ったより体の自由は聞くんだな

起き上がろうとする

you「ｯ！？」

痛い！？

もしやまだ生きているのか？

sn「Aちゃんが起きた！！！」

you「しんぺいさん？」

皆さんが泣きながら私を囲んでいる

you「総統閣下」

総統閣下の手を掴み起き上がろうとすると

sn「だめ！寝てなさい！」

怒られた

you「肺と足大丈夫でした？」

sn「足は大丈夫だったけど、肺はちょっと傷ついてたね」

ダメだったか…庇いきれなかった…

kn「A…ごめんな…俺が…俺が…あんとき…」

you「ど、どうしたんですか！？」

ひっくひっくとしゃくり上げながら何かを謝るコネシマさん

kn「あんときA投げたん俺やねん」

you「私は無事ですので泣き止んでください」

そう言って手を握る

抱き寄せたいが怒られるだろうからな…

kn「A"…」

you「大丈夫ですよ。コネシマさんが見つけてくれたお陰です」

あの時コネシマさんがもし来なかったら私は途中で倒れて死んでいたかもしれない

そう思うと投げられたことなんて小さいことですよ

you「大丈夫です」

kn「よがっだぁ"…」

安心させるように撫でる

rb「せやな、コネシマは頑張った。お陰で犯人一斉検挙できたしな」

you「そんなことまでしてくれたんですね。感謝してもしきれないです」

gr「それにしても何故お前がやられたんだ？」

そうだ、まだ一番の疑問が解決出来ていない

何故私はあそこで拘束されていたんだ？

殴られ過ぎて記憶が飛んだのか全く覚えていない

記憶があるのは拘束され殴られているところからだ

you「それが記憶がないんですよね」

gr「記憶を飛ばすことなんてできるのか？」

sn「んー…余程強い刺激か、毒だったら？トラウマとかで気絶してとかでも有り得るけど…簡単には出来ないよ」

トラウマ…

トラウマ？

私のトラウマってなんだ？

嫌なことは沢山あったけどな…

トラウマらしいトラウマっていう物がないんだよな…

ならやはり殴られた衝撃？

gr「しんぺい神、薬の在庫の確認。エーミール、毒物の在庫の確認をしてきてくれ」

em「分かりました」
sn「わかった」

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