女子軍学校生伝記【wrwrd】 (ページ3)

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真強ページ3

コネシマside

トレーニングを兼ねた見回りをする

グルッペンなんやねんあいつ…

女のガキ入れたとか頭おかしいやろ

何が幹部に絶対するや

3年でどうにかなるわけないやろ

イライラしながら走っていると

？「う"…」

どこかから呻き声がする

なんや？

声のする方に忍び寄ると誰かがフルボッコにされとった

kn「何しとんねん」

そう言うと走って逃げてく殴っとった奴ら

kn「あー、なんやお前か」

フルボッコにされとったのはあの女のガキやった

ほらなんも出来んやん

俺が来んかったらまだ殴られ続けとったで？

kn「ガキが生き残れるような場所やないさっさと出てけ」

you「嫌だ」

俺を睨んでそう言うガキ

生意気やな

kn「なんも出来とらんやん。今だって殴られっぱなしやん」

you「そうだな。だが私はあいつらより強い。そしてお前より強くなる」

何言っとんねん

弱いから殴られとったんやろ

しかも俺より強くなるとか舐めたこと言ってんちゃうぞ

kn「ガキが調子乗ってんちゃうぞ」

you「…」

黙って座ったまま後ろ手で何かをするガキ

暫くしてすっと立ち上がった

腕には痛々しい縄の後

そして座っていた所から一匹の子猫が出てきた

kn「お前…」

こいつずっとこの猫守っとったんか…

助けも求めず殴られて…

アホちゃうか？

kn「軍人なら自分の体を大事にせんかい」

you「殴られる位置は変わるようにしていた。骨は折れてない」

ボロっボロの癖に何いきがっとんねん

kn「連れてったるわ」

そう言って手を出したが猫を抱えてそのまま俺の横を通り過ぎた

は？なんやねん？

人が折角良心で手を貸そうっちゅうに

kn「おい！」

you「ただ殴られてる弱いやつだったら追い出せたのにな」

そう言って走ってった

最後まで生意気やな…

でもグルッペンが幹部にしようとする理由わかったような気するわ

でも絶対あいつなんかに負けんからな